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さかもと音楽院は千葉県千葉市美浜区のピアノ教室です。

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論文の形成と知能の育成について考える。

2018年4月27日

当音楽院では、高度に『考える力』を重要視し、その一つの取組みとして以下の例文のような論文を日々やり取りすることで、主体性のある人材を育成できるように努めています。特に昨今、大学の受験で高校まで一切のトレーニングを受けたことのない中、主体性を求められる欧米流の試験が国内でも広まってきました。特に上位校で見られる傾向としては、従来から行われている記憶型の受験内容から脱却し、本人が持ち合わせる真の能力にポイントを置き、発想力や視点の転換の素早さ、そして物事を理解する深度を計り根本的な能力そのものを重視する傾向にシフトしてきています。
この方式は、欧米では通常の試験として行なわれてきましたが、日本は国際的に比べ大きく出遅れてきた故に、ここへ来て大きく舵を切ったと言えます。しかし、大学側が求める方向性と、従来型の教育を重視する高校までの教育には開きがあり、実際に指導を出来る人間も極少数と言えます。
また、受験以上に大切かもしれないと思える内容に、物事を深く洞察し、議論を積み重ねていくことで自らの意見を正しい形で理解し、相手側の主張していることに対しても、その意見を尊重しながら議論を進められる能力を養うことができます。これは日本人が最も苦手とする手法で、何かしら自らの意見が否定されてしまうと、自らの人格までもが否定されたかのような錯覚を起こし、口論になってしまうことはよく目にする光景です。
そうではなく、双方が意見を持ち寄ることで、より高い志を共有するという概念のもとに、議論を展開できるよう考え方を変えていくことも可能になります。感情論が後退することで、立体的に物事の理解が進み、より理論的に全体像を理解できる思考法を身につけることも可能となります。
結果的には、全ての考え方における下地が整えられるとともに、学問の母と言われる国語力が飛躍的にアップするため、現代文は勿論、数学や科学など他の科目における成績もアップする傾向にあります。
以下が、生徒への課題の一例です。例文のような内容を、最低週3回行うことで、飛躍的に自立心が養われ”考える力”が向上します。この”考える力”こそが、あらゆる物事の理解力に直結していきます。

例文1)
今回の論文は、音楽史の範囲を自由に決めて、自らの見地で議論を展開させて下さい。ディベート的にやり取りを行いたいので、具体的な立場をハッキリとさせて下さい。僕からKくんへ、その論評に対しての返答がありますので、それも見越した論文を完成させて下さい。

例文2)
今日の論文も、同じように範囲を自らで決めて下さい。ただ論調は、以下のリンクに示す社説を基にし、『どういった具体的な工夫が現在の課題に必要か?それをどういう形で将来へつなげるか?』というものに仕上げて下さい。
社説:https://www.nikkei.com/article/DGXKZO29239140Q8A410C1EA1000/


例文3)
明日の課題です。以下の議論に対して、応えてください。

『バレエを主題に日本での浸透が今ひとつであるとの論調がありますが、オペラも含め、それではどのような策を講じることにより、浸透というものが根付くのでしょうか?具体策のない批判は、単に提起のみを行っており、本来ある最終的な結論を導けない議論は、価値を見出すことができません。自らの信じる解決方法を、提示してください。』